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【乳ガン体験記−9】退院2日目ショッピングモールへ

人ごみ

2014年の夏、私は乳ガンの手術を受けました。

【乳ガン体験記−1】

【乳ガン体験記−2】

【乳ガン体験記−3】

【乳ガン体験記−4】

【乳ガン体験記−5】

【乳ガン体験記−6】

【乳ガン体験記−7】

【乳ガン体験記−8】

の続きをこちらで綴ますね。

 

手術から6日目、ショッピングモールへ

2014年8月31日(日)

手術から7日目。

この日も朝、ウォーキングに行き汗を流しました。

前日の土曜の空手も日曜日に行っているゴルフのレッスンもできないので発散する対象がなく、かといって、家でゆっくりDVDを見る気になれず。。。

そうだ、秋物の服を買いに行こう~っとショッピングモールだったら空調も効いてるし、良い運動になるかもっと、出かけることにしました。

夏休み最終日、たくさんの人が涼しいモールに集まってるのを見て、、、

「うぁ、健康な人がいっぱい」

1週間、「パジャマ姿の患者」と「制服の医療関係者」しかいない環境
だったので、すごく新鮮でした。

店頭はすっかり秋一色で見るだけでも楽しいですし、ケーキ、ドーナツ、アイス、、、

自由にいろんなモノを食べることができる、、、

なんて、素敵!

これぞ「シャバ」ってかんじ

 

シャバを満喫

なんか刑務所から出所してきた人や長いあいだ入院していた人の気持ちがわかる気がしてきました。(笑)

ふと、「私、手術して7日目の人には見えないよね?」

普通に歩いている分には絶対見えないと思います。

そっか~。

一見、普通に歩いてる人も中身、病んでる人もやはるよね~。

今まで、自分が健康でそういうモノの見方ができていなかったのです。

やはり体験して、初めて実感するものってたくさんありますね。

 

手術から1週間で普通の生活へ

2014年9月1日(月)

手術からちょうど1週間。

1日から二人の子供の新学期が始まります。
朝、ウォーキング後汗だくのままお弁当作り。

その後シャワーを浴びて子供の朝ご飯。

早速、普段の生活がスタートしましたが、、、

ご飯が炊きあがってお茶碗によそう時脇を切っているので、すごくチカラがかかっているのを感じるんですね。

「いたたた、、、」ってかんじ。

以前、普通にしている家事がすべてそんな風にどれだけ腕、脇なども関係していたかがわかります。

 

ガンも新学期

子供の新学期は私のガンの新学期のはじまりでもあります。

通常、ガンは5年経過をみるのですが(5年生存率)

乳ガンは10年しても転移する可能性があるということで10年生存率を目安にされることが多いそうです。

手術が終わって私も1年生がスタート。

10年生が過ぎるまで気が抜けないわけです。

ちょうど10年無事越せたら、やっと「卒業のお祝い」ってイメージです。

遠いですね~。

 

再発の恐怖より「感謝」の気持ちで

その間、再発の恐怖で鬱になる方もいらっしゃいますし、検査の度に心配で眠れなかったりなど人によりいろいろあると思います。

ただ、同じ10年なら「恐怖」にフォーカスするのでなく「感謝」のほうを見続けていきたいな~と思います。

2014年9月4日(木)

退院後、初めての受診日。

「大丈夫ですか?」と先生。
「はい、おかげさまで元気です」

とこの何気ないやりとりですが、先生に会うだけでほっとします。

傷の透明のテープを貼った上から異常がないか確認しておしまい。

手術で切除した細胞の生検の結果がでる日にまた、受診の予約をして病院をあとにしました。

細胞の性格?によってその後の治療の方針が変わるので、結果がでるまで気が抜けません。

病院から帰ってすぐ、小学校へ。

その日は修学旅行の説明会があり、細かい準備の話など絶対聞いておきたいので、暑い中、頑張って坂を上っていきます。

1週間の入院で2㎏痩せたので、「やつれた」印象にならないように
注意して出かけます。

普通にしてたら、先週入院していたなんてわかりませんし。

 

若いママが2人ガンで亡くなってます

3~4年前に息子の同学年のママでスキルス性胃がん、白血病とお二人若くして亡くなってるんです。

普通、病気の事ってこんなところで話さないので、もしかしたら、集まってる方の中にも私のように病気を伏せていらっしゃる方も案外多くいらっしゃるかもしれないな~と思って見てました。

 

退院後2回目の受診

2014年9月11日(木)

手術後2回目の受診日、病理検査結果をドキドキしがら聞きにいって
いきました。

この日は病院の前に仕事で神戸へ。

実は鑑定のお仕事は退院後、3日目からスタートしてました。

家でゆっくり過ごすよりもなにかお仕事があるほうがシャキッとする
ので、本当に依頼を頂戴してるのが有難かったです。

その日の病院は夕方の予約で朝からずれ込みの幅が大きいので、膝掛け、水筒、本、iPod準備万端です。

1時間半ほど待って診察室へ。

切除した腫瘍をホルマリンに漬けて固めてから、細かくスライス。

病理検査の手順の丁寧な説明を聞いてその写真も見せてもらえます。

日本の手術はアメリカよりも一回り大きめに切除するようです。

ガン細胞を確実に切除するためにはそれも仕方ないかもしれませんが、
切られる立場的には必要最小限でお願いしますわ~ってかんじです。(笑)

ギリギリでしたが、切除した面にガン細胞はなくて、取り残しなしです
ということで一安心。

肝心の細胞の性格は

増殖能 = 低い
HER2 スコア=陰性
ホルモン感受性=高度

ホルモン感受性とはガン細胞が女性ホルモンの作用によって増殖する性質のこと。

 

ホルモン療法に決定

ガン細胞に女性ホルモンの受け皿である受容体がある場合には「ホルモン感受性乳がん」となり、女性ホルモンの働きを妨げるホルモン療法の治療効果が期待できるらしいです。

ということで、ホルモン療法をすることに決定。

それと、放射線治療の準備のための放射線科の予約をいれて帰りました。

抗がん剤治療の可能性が「ゼロ」になりほっと一息でした。

【乳ガン体験記−10】はじめての放射線治療> へと続きます。

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