「因縁」を誤解してませんか?

最近、ついてないことが連続して起こり、霊能者と呼ばれる方に「4代前の先祖の因縁」と言われました。

先祖の因縁が私に降りかかってくるものなのでしょうか?

いったい因縁とはどういうモノでしょうか?(40代女性)

というお客様のご質問がありました。

似たようなお話はよく聞きますね。。。

「因縁について」

因縁という言葉を聞いてどのように感じますか?

「因縁をつける」というようにネガティブな意味で受け止められていたり

「因縁がある」と言われると呪縛のようにも受け止められます。

 

なんだかとっても怖く感じられた方も多いと思います。

さて、因縁とはいったいないでしょうか?

 

因縁とは?

暗いと感じる人、明るいと思う人

怖いと恐れる人、有り難いと感謝する人

その受けとめ方は様々です。

それだけにこの言葉は私たちの受けとめ方に応じて意味するところが広がります。

たとえば、理由もなく言いがかりをつけることを「因縁をつける」と言います。

また思いもしない不幸に出会うと、人は「どうして、なぜ?」と
その意味を探してしまいます。

すると「それはあなたの因縁が悪いからです」と言われる場合があります。

因縁を間違った理解をすると

 

「その悪因縁を断ちましょう!浄化しましょう!」

と言ってその方法として、壺や印鑑を売りつけられたり

除霊のご祈祷を勧められ、あげくの果てにがんじがらめにされてしまう方の話を聞いたりします。

いつもは、しっかりしている人が案外自分のことになるとコロリと引っかかるのです。

しっかりしている人も「子供が事故にあう」「病気になる」と言われると、その「怖れ」から簡単に落ちてしまいます。

 

因縁という言葉の本当の意味は?

ところで、この「因縁」とは仏教語。

「因」というのは、結果を生じさせる直接的な原因

「縁」はそれを間接的に助ける条件です。

例えば、
土に種を蒔くと芽がでます。

種が「因」で、芽が「果」です。
因果の関係です。

しかしそれだけにとどまらず、芽が出るためには種に水や日光が必要となり
その他さまざまな無数の条件が整わなければなりません。

この場合、種から芽が出るのは原因と結果ですから分かりやすい関係です。

それで、私たちはその関係のみを決定的に重視してしまいます。

しかし事実はそれ以外に、計り知れない条件があってこそ、目が出るのですが、、、

案外見落としがちかもしれません。

因縁を独断で判断しない方法

因縁とは、物事はすべて因と縁によって起こっているという事実を指しています。

その背景は計り知れません。

私たちの思いをはるかに超えて、不思議としか言いようがありません。

なので、私たち人間のコントロールできない領域

まさしく「宇宙」「神」の采配と感じます。

因縁を間違って理解しないためには?

因縁の間違った理解は、第一には、一方的に原因を断定して現在の在り方に結び付けてしまう独断です。

「これも運命だ!」と言って簡単に手放す方もいらっしゃいます。

また、自分は「運が悪い」と諦めてしまう方も。。。

第二に、因縁の道理を自分の都合や価値で解釈して善し悪しを決めてしまう独断です。

すべては因縁によるのですから、過去の運命によって現在が決定されているのでもなく未来もまた決まっているわけでもありません。

因縁の対処方法

どんなにつらい境遇にあっても、それを「因縁の道理」によると
引き受けることで、新しい人生を開く智慧に生きることができるのではないでしょうか。

「因縁」とは決してネガティブなものではないのですとお釈迦さまは、教えらているのです。

まとめ

「因縁」というと今までとても怖いもの、でも仕方のないものというイメージを持たれていた方もいらっしゃるかもしれません。

「因果の法則」と理解すると、今、辛いことがあっても、その状況は何か意味があり、受け止めることで新しい人生を切り開くきっかけになる、、、と、前向きにとらえられると思います。

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