産土神社と氏神神社

産土神社(ウブスナジンジャ)と氏神神社(ウジガミジンジャ)

 

普段、身近にある神社。初詣に出かけられる方も多いのではないでしょうか?

  • 願い事がある場合、有名な神社に行ったほうが叶う?
  • それともなにかその願い事や、その人にあった神社というのがある?
  • 神社って立派なところ、有名なところのほうがチカラが強い?

神社にまつわる疑問をシリーズでお伝えしています。

 

自分にあう神社の見つけ方

  1. 母親が自分を産む準備をしていた土地の氏神神社
  2. どうやって調べるの?
  3. 場所が不明の場合は?
  4. 今現在お住まいの管轄の神社
  5. 有名な神社・伊勢神宮・出雲大社
  6. 見落としがちなお参りの順番
  7. お参りされる前にアポイントをとりましょう

 

1.<産土神社>母親が自分を産む準備をしていた土地の氏神神社

産土の大神とは生まれた土地に宿る大自然の神のことです。

生涯ピッタリと寄り添い、守護してくださる最もありがたい神さまです。

この神さまは 生涯変わることがありません。

産土神というのは本来土地を産んだ神様の事。
文字通り「土地を産む神」が産土神です。
土地神様、地主神様などと呼ばれる「国津神」です。

そして人も、またその土地から産まれたと考えられました。
土から産まれ土へと帰るわけです。

そこで産土神は土地神であり私たちを作ってくれた神でもあると考えられたのです。
従って産土神は自分が産まれた土地の神が産土神です。

 

2.産土神社どうやって調べるの?

産土神社は生まれた家の近くにある神社とは限りません。

例えば生まれた家の近くに3つの神社があるとしても、そのどれもが産土神社ではなく、隣の市の数キロも離れたところの神社の場合もあります。

お生まれになった県の神社庁に問い合わせをしますと「~市の~町でお生まれでしたら~神社が氏神神社です」と教えてくださるのですが、神社庁で教えてくれる神社というのは後世に人間が住所表記による管轄で決めたものですので本来の神社のテリトリーとは異なります。

それと、神社庁とは、多数の神社が参加する組合みたいなものです。
従って、参加してない神社を紹介することはありません。

ご自身で検索して探されるか、「産土鑑定」をされている信頼できる方に依頼してみてください。

 

自分で調べる場合

生まれた家の住所、「市」「群」あたりを地図で検索します。

「○○市 神社」というキーワードで入力、地図と神社の詳細が表示されます。

ご自宅の場所から近い順番に一社ずつ、ご祭神を調べていきます。
気になった神社をピックアップし実際にお参りにいって確認します。

産土神社かどうかはご本人しかわかりません。
「ウエルカム」の感じがあるかどうかがポイントです。

 

3.場所が不明の場合は?

母子手帳やヘソの緒の保管箱にその当時の住所が書かれている場合があります。もし紛失されていたら、ご両親、親戚など聞き込み調査してください。

あと、里帰り出産された場合はそこの土地の管轄の神社の可能性もでてきます。だたし、出産何ヶ月前に帰省された場合は、実家の管轄の神社とか決まりはないです。

 

4.氏神と産土神

日本の荘園時代、人は自分が生まれた土地を離れることがほとんどありませんでした。

荘園を支配する氏族、その氏族の先祖や崇敬神が氏神です。
そして荘園の農民も氏族の氏神を自分たちの氏神と崇敬していました。

その土地の神さまのことを「氏神」
自分の生まれた土地の神さまを「産土神」と呼びます。

たとえば、生まれた土地にそのままお住まいの場合は氏神さまと産土神さまが一緒ということになります。

5.有名な神社・伊勢神宮・出雲大社

伊勢神宮の正式名称は「神宮」

天界の最上級神である「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」を、主として、お祀りしている神社です。

日本に古来から伝わるとされる「三種の神器」の内の一つであり、天照大御神の依り代である「八咫の鏡(やたのかがみ)」が祀られています。

又、「天照大御神」は、天皇家の祖先の神と言われています。
このため、神社を代表する神社と言われています。

出雲大社は毎年・旧暦の10月(11月)には全国から「八百万の神(やおよろずのかみ)」が集まって、会議を行い、世の中のあらゆる事を決める重要な神社です。

主の神様として祀られているのは国津神(地上の神)のリーダーである「大国主大神」です。

このように、天界と地上界のトップを祀る伊勢神宮と出雲大社は、日本を代表する神社です。
会社組織でいうと、会長、社長にあたる要職です。

 

6.見落としがちなお参りの順番

一番にお参りすべきは「産土神社」

生涯見守ってくれる有り難い存在の神さまであり、お願いをしてもよし、愚痴をいうのもよし、すべておおらかに受け止めてくれる存在です。

二番目にお参りすべきは「氏神神社」

今現在お住まいの土地の神さま。引っ越しされたら変わります。

産土、氏神とも、会社組織でたとえると「係長」「課長」クラス。
まさに現役、第一線で活躍が期待できる神さまです。

三番目にお参りするのは会社組織でいうと、会長、社長にあたる伊勢神宮・出雲大社

広くグローバルな視点と今後の日本の方針を決めたりされます。

 

7.お参りされる前にアポイントをとりましょう。

さて、通常、会長や社長にアポイントをとらず、会社に突然お邪魔する方はいらっしゃらないのではないでしょうか。

しかし、産土、氏神神社を飛ばして伊勢神宮、出雲大社へお参りに行かれるのはアポイントをとらず、いきなり会長室、社長室に乗り込むことと同じことになります。

会長、社長は日々、いきなり押しかけてくる人々のお願いごとを聞かされることになります。

よって、伊勢神宮では個人のお願いごとは遠慮して、「世界平和」などをお祈りしましょうと提唱されています。

まずは産土または氏神神社へ参拝に行かれた時に「○月○日、伊勢神宮へお参りさせていただきますのでよろしくおねがいします」とご報告ください。

神さまの世界はネットワークで全て繋がっていますので、産土、氏神さまへ託された伝言は全て通じています。

神道では「準備八割」と言われています。

何事もいきなり行わない。

たとえば、社殿で鈴を鳴らす時もいきなり鳴らさず、軽く一礼してから鈴を鳴らすなど作法として根付いています。

 

次回参拝に行かれる際は、気にしてみてくださいね。

 

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